無意識ってデカイのです②無意識の抵抗
こんにちは!
無意識シリーズ2回目ですね。
前回は無意識とはなに?というお話でした。
無意識ってデカイのです①無意識とはなにか - 心の根っこの栽培日記
今回は、無意識の抵抗が幸せをブロックしているのかもしれないよ、というお話です。
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結婚したい。
恋人がほしい。
人と親しくなりたい。
仕事で認められたい。
そんな幸せを望むのは、自然なことですよね。
でも、現実は・・・あれ?
結婚したいはずなのに、既婚者とばかりつきあってる。
恋人がほしいはずなのに、ずっとデートの予定すら入らない。
仕事で認められたいと思っているはずなのに、どこの職場でも上司とうまくいかずに会社を辞めてしまう。
なんてことは、ありませんか?
はがゆい限りですが、もしかしたら、これって意識と無意識がうまく一致していない状態なのかもしれません。
例えば、
結婚したい(意識)という反面、結婚に対して、心の底では“結婚って実際は苦労の連続なのかもしれない”などの怖れ(無意識)を持っていると、結果として、不倫など結婚にはつながらないような恋愛ばかりしていたりします。
こういったように、意識していることに対して無意識の中で抵抗を感じているものを、無意識の抵抗と呼んでいます。
この無意識の抵抗が強ければ強いほど、残念ながら、意識している通りにはいかなくなります。
他の例も出してみますね。
恋人がほしい(意識)→そのためには自分に魅力がないといけない(意識)
と思っていて、しかしながら、
劣等感を抱えていて、本当は自分を隠したい気持ちが強い(無意識)
という場合。
結果、自分の魅力を好きな相手にアピールできていないというケースもあります。
あるいは、仕事で認められたい(意識)のに、どの職場でも上司と対立してしまうということが繰り返される時。
実は、自分の嫌いな父親と上司を重ねてイメージしていた(無意識)。
そのため、父親に対してしていたように、上司にもいつも反抗的な態度をとってしまい、結局は仕事でうまくいかなくなり、職場を転々とすることになってしまった。
こんなことが起こってしまうんですね。
もちろん、意識と無意識の関係性は人それぞれです。
どういう無意識の抵抗が働いているのかは、カウンセリングの中でじっくりとお話を聞き、クライアントさんの心の中を一緒に見ていく作業の上でになります。
なので、意識している通りに進まないと悩まれている時など、よかったらカウンセリングを使ってみてください^^
ちなみに今回は、自分でもできる無意識の抵抗を探る方法をちらっとお伝えしますね。
無意識と言うくらいですから、自分でも自覚のない気持ちがブロックとなっていることが多いのですが、それを意識化しやすくする質問です。
まず、自分がこうなりたいという状況を考えてくださいね。
そして、「もし、その通りになったら、何が怖いんだろう?」と自分に聞いてください。
頭で考えるというよりかは、直感で答えてくださいね。その方が無意識の領域に近づきます。
ということで。
次回は、無意識の抵抗を軽くする、ということについてお話します。