心の根っこの栽培日記

セラピールーム根っこのブログです。心理ネタを中心に、日々のあれこれを書いています。

職場での仲間はずれ対処法

春めいてきたので、子どもを連れて公園に行ったりすると、色んな所で色んな子ども達が繰り広げているのを目にします・・・仲間はずれ。

2人で仲良く遊んでいるところに、3人目が仲間に入ろうとして、「いーれーて」と声をかけると・・・
「いや~」と断り、「〇〇ちゃんとは遊ばないよ~」とわざわざ言ったりする。

なんだと貴様!その年から仲間はずれか!
おばちゃんがその30分かけて作った砂の城をぐっちゃぐちゃに踏み潰すぞ!!

と、他人の子ども同士の会話でも、見ているだけでムカーっとしたりします。
(器の小さいカウンセラーです)

まぁしかし。
子どもの場合は、よっぽど深刻にならない限りは、見守ったらいいのではないかと思っています。コミュニケーションを学んでいる最中ですからね。

それよりも困るのは、大人の仲間はずれ。

職場の中とかだと、これは逃げる場所も限られていて本当に辛いですね。
お話を聴いていたりすると、
仲間はずれしてるやつのコーヒーに、雑巾絞った後のエキス入れたろかーい!
とプンスコします。※絶対にやらないでね。

そこで今回は、職場で仲間はずれなんていう子供じみたゲームに巻き込まれた場合、こっちも子どもじみた対処法をとらせていただくわよ!という対処法を提案してみたいと思います。
・・・器の小さいカウンセラーですから。

いいのよいいのよ。
自分にも相手を不愉快にさせる原因があるのかも・・・とか、ちゃんと相手と腹を割って話し合わなきゃ・・・とか、そんなこと考えなくても。
そんな大人な考えで解決するような大人な行いじゃないから。仲間はずれって。

しかも、仲間はずれをされるような方っていうのは、「オラオラ、そっちがその気ならこっちもやり返すぞ、オラー!」というような迫力あるタイプというよりは、やはり無視されても耐え忍ぶ、人と争うのは苦手なタイプの方が多いので、そういう方には特に今回お伝えするようなのがオススメかなぁと思います。

名付けて、被害者ポジションを獲得して、判官贔屓してもらっちゃお作戦!

判官贔屓ってあれですね。弱い立場の人に同情し、味方したり応援したりすることですね。
わかりやすく言うと、仲間はずれとは関係のない職場の周りの人たちが「A子ちゃんいつもがんばっているのに、仲間はずれにされててかわいそう・・・。仲間はずれにしてるBさんとCさんって怖い人だね~」となることです。

なんなら男前の若手社員なんかに庇ってもらって恋が始まる、なんてことになったら、グッジョブ仲間はずれ!ということですな。少女漫画ではよくあるパターン(現実で期待してはいけない)。
自分が仲間はずれされているというのを職場の他の人には悟られたくないという人もいますが、今回の作戦の場合は、むしろ悟られていいんです。他の人からの同情を買う作戦なので。この点も発想を180度変えるので、結構楽になるのではないでしょうか。

ただし、この作戦で最も重要なのは、職場の当事者以外の人からかわいそうって思ってもらえるほど、自分は健気でかわいげのある印象を作っておくことです。

ここまでちゃんとできていたら、時間はかかっても、仲間はずれって仲間はずれしている方が勝手に自滅していってくれます。
仲間はずれも色々なパターンがあるとは思いますが、多くは、仲間はずれを一人作ることで、それ以外の人たちが結束を固めようという目的が無意識的に入っていたりします。
なので、そもそもそんなに強い結束じゃないんですよね。

だから、さっきも書いたとおり、自分が他の職場の人からはかわいがってもらえるように努力すること。
それから、自分のメンタルのために、できる限り仲間はずれをする人たちからは距離を置くこと。間違えても、なんとか仲良くしようなんてしないこと。

これが大事かなと思います。

ちなみに、職場ぐるみで仲間はずれしてくるようなところであれば、もうブラック以外の何者でもありませんね。歪んだ職場です。
早々に転職をオススメしたいと思います。