心の根っこの栽培日記

セラピールーム根っこのブログです。心理ネタを中心に、日々のあれこれを書いています。

親も「ごめんなさい」が言えるといい

小さいお子さんをお持ちのママさん、パパさん、ダメだと思っているのに、ついつい子供に怒鳴ってしまったり、キツい言葉で叱ってしまったりしてしまうということはありませんか?

子育てってホント思うようにいかないものですからね。

まずは自分がそれだけ余裕がないんだなって、ストレス抱えてるんだなってわかってあげてください。
自分なりに精一杯やってるよって自分を労ってあげてくださいね。

その上で、やっちまったなぁーと思ったら、子どもに素直に「ごめんね」って伝えてほしいなと思います。

 怒りすぎちゃったね。ごめんね。
ママ、忙しくてイライラしちゃったの。ごめんね。
〇〇君にお話聞いてほしかったの。でもきつく言い過ぎたね。

不思議なことに、子どもって許してくれるんです。
どんなに怒られて、悲しくて泣いていても。

子どもに頭を下げるなんて子どもがつけあがるんじゃないかとか、単に自分が間違っていたと認めるのは恥ずかしいとか、もしかしたら抵抗感を感じる人もいるかもしれません。

でも、もし親が怒りすぎたのに謝らずにいたら、子どもはどうなってしまうでしょう。
子どもは、自分はそれぐらい悪い子なんだ、ダメな子なんだと思ってしまいます。
大好きなママ(パパ)を怒らせたくなくて、のびのびできなくなってしまうかもしれません。それは、いずれ人の目ばかりを気にする子になってしまうかもしれません。

だから、怒りすぎてしまったら、怒りの感情が鎮まってからでいいですから、「ごめんね」と伝えてあげてください。

それにね。
親も自分でわかってますよね。やっちまったーって。怒りすぎたーって。自分でも自己嫌悪で苦しくなったりしますよね。
だから、許してもらったらいいと思います。
私も、そんな場面に何度も救われています。

 

先日、怒りすぎとは違いますが、我が家でこんなことがありました。
うちの夫が息子を肩車していて目測を誤り、部屋の天井に思い切り子どもの頭を打ちつけました。

号泣する息子3歳。一瞬病院に行くべきか?と思うほど、痛そうでした。

慌てて謝る夫。「ごめんな!痛かったな~。ごめんな!!」

そして「・・・許してくれる?」と聞くと、

息子は号泣しながらも「いぃいぃよぅぅぅぅ~(T_T)」とだけ言って、なんの文句も言わなかったのです。

子どもって許す天才かもしれませんね。