心の根っこの栽培日記

セラピールーム根っこのブログです。心理ネタを中心に、日々のあれこれを書いています。

子どもが構ってほしくて○○をするという説は、本当だった!

こんにちは。

最近、うちの息子たこ焼きくん(仮名・3歳)は、私を怒らせることをよくします。

昨日も、何度も注意しているのに、お口におもちゃを入れて私に叱られました。

やっぱり誤飲したりすると怖いので、その都度注意するのですが、昨日はわざわざ私のところに来て、楽しそうに口の中におもちゃを入れている様子を見せに来ました。

薄ら笑いを浮かべ、

ほらほら~僕は、またお口の中におもちゃを入れてまーしゅ。

ほら見て~、お母ちゃんはこれをしたら僕を怒りまちゅよね~。どうぞ見てくだしゃーい。

とばかりに。(注:私の目から見た様子)

・・・怒っていいですよね?

「なにやってんf@0うw9 g☆%~~~~~!!!💢」

(↑とにかく怒っている)

私に怒られて、すぐに泣き出した息子。

とたんに、またやってしまったーと私も落ち込みます。

怒らないでおこう、怒らずにちゃんと話をしなければ、と毎回思ってはいるのです。

これでもカウンセラーの端くれだ(そうなんですよ、これでも)がんばれ自分、と自分で自分を励まして、ちょっと気持ちを切り替え、息子が落ち着くのを待ちました。

そして、

「ねぇねぇたこ焼き。母ちゃんいつもお口に物を入れたらダメだよって言ってるよね。わかってるよね?」

べそをかきながら頷く息子。

「でもお口に物を入れるのはどうしてなの?」と聞いてみると。

「お母ちゃんが・・・」

「うんうん。」

「怒るから」 

なんだって? 

「お母ちゃんに怒ってほしいの?」

違う違うと首をふる息子。

「でもお母ちゃんが怒るからやるの?なんで?」 

「遊びたいから・・・」

「え?」

まさか・・・!
息子、「お母ちゃんと遊びたいん」とはっきりのたまった。

つまり。

息子は、私にかまってほしくて、私の気をひくために、わざと私が怒らせるようなことをしていた。

と、そういうことのようです。

 

子育て心理の中に『子どもは構ってほしくて親を怒らせたり、困らせるようなことをする』という理論があります。

おおお、頭ではわかっていたけれど、本当にそうだったのね~。
めっちゃ怒られるのに、それでも構ってほしいって不思議だわーとか、

これくらいの小さい子どもの場合は、無意識にやっちゃってるのかな、とかも思ってたけど・・・わかってやってるんかーい。

あなたのやり方、不器用すぎますからー!!

 

あぁ、でも、それだけかまってほしかったのね。

よしよし。なかなか忙しくて、かまってあげられなくてごめんよ。

ていうか、結構かまってるのに、まだ足りないのね。欲張りさん。

と思いながら。

とにかく、息子の気持ちを聞き出せてよかったです。

やっぱり子どもは子どもなりにちゃんと理由があるんだな、と感じたのでした。